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アーユルヴェーダを始める前に!個人の特性を表すドーシャチェック

2020年02月14日
微笑む女性

アーユルヴェーダの考え方では、人間にはヴァータ、ピッタ、カパと呼ばれる3種類の生命エネルギーがあり、そのエネルギーのバランスが崩れることによって病気が引き起こされるとされています。3種類の生命エネルギーはドーシャと称され、日本語に訳すと病素、つまり病気の元になるものとなり、このような考え方はトリドーシャ理論と呼ばれます。アーユルヴェーダは生命エネルギーのバランスを整える治療であり、始めるにあたってはどのエネルギーが増えやすい体質であるかを確かめることが重要です。そして、簡単に自分の体質を知るには、トリドーシャ理論における3種類のドーシャについて知ることが最も簡単です。

ドーシャの一つであるヴァータは風のエネルギーであり、変わりやすいものとされ、体の中においては運動や生命維持を制御していると考えられています。このエネルギーが強い方は華奢で体が冷えやすく、乾燥肌の傾向です。心理的には活発で好奇心や想像力が高く物覚えも早い半面、うっかりミスが多かったり、飽きっぽいといった移り変わりの早さがあだになる部分が、神経質になりがちで心配性な傾向もあります。ピッタは火のエネルギーであり、激しく熱を帯びやすいものとされ、体の中では体温や消化器、そして免疫を司るとされます。このエネルギーが強い方は比較的筋肉質で体に熱がこもりやすく、日焼けすると炎症を起こしやすい傾向で、目も充血しやすいです。心理的にはリーダーシップがあってチャレンジ精神旺盛で集中力が高い一方、正義感の強さから怒りっぽくなったり、完璧主義から他人を非難しがちな部分もあります。カパは水のエネルギーで、穏やかなものとされており、関節の潤滑や睡眠と体力に関与しているとされます。このエネルギーが強い方は肉付きが良く体力に優れる傾向ですが、太りやすい体質です。心理的には穏やかでマイペースながら、物覚えが良く辛抱強い半面、保守的になりがちで良くも悪くもいろいろとため込む性格といえます。

アーユルヴェーダでは、これらの傾向からその人のドーシャを確かめて施術を進めますが、注意しなければならないのは、全ての人が全てのドーシャを生まれつき持っているという点です。こういう体型だからどの体質、こういう性格だからどの体質というのではなく、体質的にはヴァータでも、性質的にはピッタということもあり得ます。ここで重要なことは、どの性質が一番強くなっているかを知ることです。