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日本でも取得できる?アーユルヴェーダの専門家になるための資格

2020年05月28日

日本にインド医学が伝来したのは7世紀から8世紀ごろと古いものの、中医学をもとにした独自の医学の発展が続いたため、研究が始まったのは大正時代に入ってからのことでした。アーユルヴェーダに関する書物が日本語に訳されたのは太平洋戦争以前のことでしたが、本格的な研究が始まったのは1960年代以降で、現在の日本アーユルヴェーダ学会の前身となる団体が発足したのは1971年のことでした。このように、日本における歴史はまだ浅く、ヨガと共に広く認識される中でインド式のオイルマッサージであるとの短絡的な理解が広まっており、インド発祥の伝統医療としての治療は十分に普及していません。また、日本国内でアーユルヴェーダの施術を行うために必要とされる資格も現在は有りません。しかし、こうした状況を打開すべく、日本でもアーユルヴェーダの専門資格が創設されました。日本で取得できる資格のうち、最も権威と信頼性が高いのが日本アーユルヴェーダ普及協会(JAPA)認定のセラピスト資格とアドバイザー資格です。これはスリランカ政府に認定されたスリランカ・アーユルヴェーダ医学協会の協力によって創設されたもので、伝統医療としてのアーユルヴェーダを学ぶことができます。

JAPA認定のアドバイザーとセラピストの資格を取得するには、資格に関する講座説明会に参加し、講習を受ける必要があります。そのうち、アドバイザーの養成講座では歴史と哲学をはじめ、ドーシャと呼ばれる人間が持つ3種類のエネルギーに関する理論やトリートメントに関する基礎的な知識について学びます。一方、セラピストの養成講座ではハーブの知識に関する講座やトリートメントの実習が行われます。ただし、講座の受けられるスクールがとても少なく、実習を含む長時間の受講が必要なため、気軽に取得できる資格ではありません。

しかしながらアーユルヴェーダに関連した検定試験なら、手軽に受験することが可能です。JAAアーユルヴェーディックアロマセラピー検定は、ウェブで講座が受講でき、試験も在宅で受けられる試験で、合格すると合格証が発行されます。こちらはアロマセラピーに関連した検定ですが、ドーシャ理論や食に関する知識を得られるほか、セルフマッサージについても知識を深めることが可能です。本格的にアーユルヴェーダを学ぶのは敷居が高いと感じる方や、アロマセラピーの知識を持っている方は、まずは検定受験から始めてみるとよいでしょう。